雑記に次ぐ雑記

体験と生活と芸術の考察ブログ

垂れ流しバングラデシュ旅行記

旅行に持っていった物の紹介は、「5日間の海外旅行に持っていった物」に書きました。

0日目(2015年8月31日):到着まで

自宅を出発

15:59

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バッグに入れたヤーコンが、大麻の密輸みたいな怪しさを醸し出している。今から自宅を出る。

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駅までは徒歩。一歩一歩、的確にevianが尾てい骨にダメージを与える。快調な滑り出しだ。

18:19

最寄駅を出発。ベンガル語(バングラデシュの公用語)の紙をペラペラ。

「食堂」にあたる語の発音が「ホテル」だし、「4」を「8」って書くから、早くも戸惑ってる。

羽田空港に到着

20:40

国際線駅着。

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ドルに両替。ボードゲームの紙幣みたい。

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3年前空港に来たときは、他人任せの上に不安だった。今はというと、なんか1人で落ち着いてる。

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タイでの研修旅行手記 - 3.俺14

21:15

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おぉー、新鮮な景色だー。遠くの方は、街の夜景みたい。霧のような雨がかすかに降って、風も冷たい。でも、湿気で程よい気候になっている。

すごいなー。こんな一見シンプルな形状のものが、長距離空を移動するんだもんなー。

21:58

普段の徒歩で、移動床の速度が加わればいいのにな。搭乗チェックでベルトや水が引っかかったけど、覚えた。次は大丈夫。

22:32

現地で使いそうな言葉を写してるけど、使わなそう。カレーの作り方とか聞きたい。日本でも聞けるけど。

23:14

すごい、棚一区画官能小説のコーナーがある。この売店はどういうマーケティングしてるんだろう。

23:35

ネイティブの人に「あーカッパいらないよー」と教えてもらったので、傘だけ持ってきた結果。

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傘は役立ちません。

大丈夫かな。

23:47

館内放送が流れる。

「○○様、お伝えしたいことがあります。○○搭乗口までお越しください」

そこから始まる告白でしょ?

羽田を出発

00:09

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新聞のコンパクトな読み方が分からない。ぐっちゃんぐっちゃんになってる('-')。寝よう。

救命道具の説明の男性が、すごく希望に満ちた顔をしている。

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なんで笑顔。きっと、安心させるためだと思うんだけど、かえって怖い。

00:21

緑、青、赤、白、オレンジ、黄色。窓から見える光の点が綺麗。真っ暗な中に浮かぶそれらは、中学生の時に乗ったスペースマウンテンを思い出させた。寝よう。

00:36

窓の外の景色が斜めになる。なんで新鮮に感じるんだろう。日常でこの景色は見れないから?

雲に入ると、途端にスタジオのセットにいる気分になる。寝よう。


雲を抜けると、今度は真っ黒な海が目の前に現れる。空と海の色の違い。電気がつくまでの間、それを眺めていた。ふと上を見ると、月が見える。雲の黒が月の上を素早く通り過ぎるのを見ると、どれだけの速さで移動しているのかがなんとなく分かる。 月は右から左へ。すぐにいなくなった。何もないのに、「なんかあるんじゃないか、なんかあるんじゃないか」と思って、外を見てしまう。


「空の方が濃くなった?」と思ったら、雲海なのか。 機内で素足、快適だよ。


01:36

時間の進みが、半分になってると感じる。寝よう。

雲海が雪にも見えてきて、遠くに氷山がある。遠くでたまにピカッとするのは雷だろうか。

今目の前にあるのは、巨大なゼウスの入浴。浴槽に両腕を乗せ、仰向けになっている。顔のほかには、肩と上半身部分。

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こんな感じ。話変わるけど、この雲の上から見下ろす感じ、終盤の塊魂を思い出す。

海にオレンジの光がぽつんとあるのは何かな。船かな。

この飛行機がものすごく澄んだ水の上を走っているとして、海は底だとしよう。雲はなんだろう。雲が底かな。だとしたら海の黒は、更なる底の深さを感じさせる。


02:52

わ! すごいすごい。地上が見えたよ。光ってた。

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東京とバンコクの真ん中くらいのこと。

※後で調べたら、宮古島付近だった

03:58

2時間前にタイムゾーン調整。下降して、もくもくしてる。

雲を抜けると、夜景が。地形に線状に走る光。道路だろうか。かと思えば今度は、都市の密集した灯りが見えてくる。都市の周辺には蛍のような淡い粒々が。どれくらいの縮尺なんだろうか。見当がつかない。美しい。

04:19

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車が見えてきたときに、「やっぱり線状の光は街灯だったんだな」と思った。

バンコク空港に到着

05:01

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タイに到着。次の便は5時間後! 128バーツある。両替用に持ってきたけど、そうだよ使えるんだよ。

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この25なんちゃらがよく分からない。4つで1バーツ?

05:27

空港のWi-Fiに登録した。調べたら、単位は「サタン」。4つで1バーツみたい。そして20バーツと書かれた札が2種類あるのは「新」「旧」ということで解決。シコシコしてたけど、店員に聞けばすぐに分かるのにね。

今持ってる128.5バーツは、帰りに使おうと思う。

05:32

今の内にArrivalカードの書き方を見ておこう。なんとなく「書けるだろうなー」と思ってたけど、機内で書こうとしたら分からないところがあった。入国までに「準備不足だなー」と思うことがいくつもある!

06:00

あと4時間もあるし、文字を少しでも読めるようになってこう。にらめっこしたり、書き取りしたりして。

06:15

「トイレで歯磨きか」と一旦は思ったけど、洗面器の前で沐浴してる人いたからなんてことないね。

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西洋版笠地蔵の主人公が前をゆくよー。いいな、あれ。

06:47

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フリーインターネット。タイ語だ! スペースキーが異様にでかい。うまい棒位はある。で、EnterはShift位しかない。

Google開いて誰かのアカウント出てきたから、とりあえず「Have a nice trip!」って送っといた。

07:07

お店をまわってるんだけれど、128バーツで買えるものが恐ろしく少ない。

07:24

歩いて端っこまで来てしまった。 中央が高級品を扱うお店で、端にいくにつれて大衆向けに。両端は同じ店が出ていた。

「いいなー」と思う商品もあるけど、128バーツじゃなー。evianが100バーツだからね!

どの店も店先に買いやすいものが置いてあって、いい商法だなと思った。

全体的に店員多くない? インフォメーションカウンターに4人密集とかね。人件費は見合うのかな。

08:53

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ふと考えた。

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余るこのお金を募金してもいいんだけど、一人一枚ずつあげるのはどうかと。海外に行ったことのない人、あるいはタイに行ったことがない人に。きっかけを与える意味で、あげるのはどうだろうかと。

09:20

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今頃カップ麺の容器バリバリだろうなー。車の移動やコンテナを眺めてたら、そう思った。

10:22

搭乗口で「kokozashi art」というTシャツを着ている日本人がいた。「art」が入っているので、びびびと気になった。話しかけにいこうと思ったときには、その二人は日本人の団体に埋もれてしまっていた。

バンコク発 ダッカ行き

チャンスが来たのは機内。通路側の席に座り、隣二席に1チャンあるんじゃないかと思っていた。

しばらくして男の人が来た。違った。

その後で、女の人が来た。なんと、あのTシャツを着ているではないか!

「あの、──」。聞いてみた。そしたら二人して凄く食いついてくれた。「あっ、しまった」と思った。

その二人は「kokorozashi」には関係なかったが、面白い体験ができた。いつも通り乗るより。その二人が、すげーグローバル。もうね、全然横文字が頭に入ってこない。

「マザーテレサに会ったことある人にならあったことがある」、「ベンジャミンフランクリンが作った手帳で――(英文を読み上げる)」、「日本の企業をあっちでフランチャイズしてただけですよ」、「UBSって銀行だ♪ いつも使ってたからUSBと間違えちゃった!」、「でも、あれはイノベーションだよね」などなど。

ちょっと仲良くなりたくないタイプの人達でした。

10:56

窓際がいいなー。景色みたいなー。見るか。

11:06

バンコク発、ダッカ行き。素晴らしい。水田なのか? 水田のようなものがあちこちに広がっていて、その周りを濃い緑の木が囲っている。

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ダメだ! この画力じゃ、全っっ然良さを伝えられない! 雲海も綺麗。

11:36

arrivalカードの書き方調べてたけど、国によって違うから、また困る案件発生したなう。

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日本からタイの機内食は、まだ日本感が残っていた。でも、このタイ─バングラデシュ間の機内食は完全に東南アジア。風味も味も。カレーが辛い! これが普通なんだよね。

かなり辛いカレーを、かなり甘いヨーグルト的なもので中和。配膳の段階で、それぞれがもっと歩み寄って欲しかった。

12:18

あれ? 斜め前にいるの松崎しげるさんじゃない!?

見れば見るほど「しげしげ」してくる。仕草もそうだけど、声! おっとこれは。ここまで似てたら、もう本人を見たってことにしていいよな。

それはそうと、なんかもうこれは帰りの飛行機なんじゃないかって気がしてきた。

※密輸の件はフィクション

1日目(2015年9月1日)

ダッカ着

12:11(時差調整)

見えてきたー。旅立つときと同じく、水と緑が美しい。と思ったら、ビル群が。東京で見慣れたような景色だ。

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周りの人の服装、人相ががらっと変わった。白装束の人、肌が真っ黒な人、ヒジャブを身に付けたCAさんなどが印象的。到着口を出るのに結構待ってる。

12:50

いきなり情緒的な歌が流れてきた。お迎えの何かかな?

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だめだ……。やはり彼から目が離せない……! 似すぎ。

13:10

どうも、OccupationにNONEと答えた者です。「No job?」と聞かれました。そして、案内者の友達の眼光が鋭かった。「愛想」などという概念はきっとない。

13:19

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出口へ。

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めっちゃ雨降ってる。蒸し暑さが異常!

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案内者(以下、先生と呼ぶ)の叔父がここの長らしく、VIPゲートからすんなり出れた。迷彩服の方は、銃をもってらっしゃる。 

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人の往来が自由すぎる。ひかれるぞ。今はバブルらしい。クラクションの多さに軽く閉口してます。

雨のバングラデシュ:ダッカ空港近くの車窓から - YouTube

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空港すぐ傍のスラム。この土砂降りの中、洗濯物(?)が干してある。交通ルールは、あってないようなもんだから、ここでは運転できないな。先生がドライバーを雇ってた意味が分かった。

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車で隣り合ったり、歩行者が通過ぎるたりするとき、あの鋭い眼光でみてくる。

先生の家で休憩

13:35

再び車からでると、ものすごい湿気が。これが「むせかえるような○○」ってやつなんだろう。

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先生の親戚宅へ到着。

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もう、早速脱ぐよね。暑い。日本ではしないけど、異国の地であることが、それを容易にした。この身なりは、失礼ではないとのこと。 

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これは昔からの文化で、お客さんに出すらしい。リラックス効果だそうだ。 ホントかは知らない。

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異文化交流が始まった。上の写真では完全にすれ違っているように見えるが、この後に紙風船や折り紙などで遊んだ。

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ベランダ、鉄格子からの景色。

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トイレ。緑のに水を入れて、流す。シャワーの水も溜めて使う。

14:20

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三時のおやつ?

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左手で食べちゃダメなんだってよ。宗教上の理由か。

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こいつが辛い! 左のライムで中和。 おかわりを断っても、ありがたいことによそってくる。

「いらない」

「じゃあ、一個なら?」

という具合に。

日本から持ってきた紙を使っての、指差しベンガル会話が楽しい。

15:04

テレビで忍者ハットリ君やってる。それはそうと、子供と英語で話す時に1つやらかしたことがある。

子ども「What’s your shool name?」

(なんだ?)「……We don’t have shool name.」

そりゃきょとんだわ。蒸し暑さに慣れてきた。

15:42

記念写真を撮って出発。

混沌の中心へ:ダッカ

再び混沌の道路へ。様々な音色のクラクションが盛んに鳴り響く。あるショッピングモールの反対側にはスラム街。タイで車線関係ない走行を経験したけど、別の方向で上を行ってる。

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リキシャは小さくて、脆そうだが、対等な人権ならぬ車権を持っているようだ。逆に車はバスに対して。 どの車も競い合ってるように進む。

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渋滞に突入。ここぞとばかりに売り込みにくる青年や少年たち。 

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やはり眼光は鋭い。

ドライバーにとっては「うーん」な渋滞も、売り子にとっては「ほいきたー」なんだね。何人いるんだ、ってくらい売り子がいる。広範囲にわたって。

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「今日はお祭りがあるんじゃないか」と疑うくらいの人の往来。 

バングラデシュ ダッカ:混沌とした人の往来 - YouTube

「みんな命懸けて生きてる」という先生の言葉を聞いて、「この絶え間ないクラクションはその叫び声なのだ」と思った。 実際はそうじゃなさそうだけど、なんかかっこいいからいいじゃん。

よく考えれば、往来の数でいったら東京の方が多いんだよな。なぜ「多い」と感じるかと言えば、様々なものが相乗効果的にそう感じさせているのだろう。洗練のされて無さや泥や水たまりや散乱するゴミ、ぼろぼろの建物、混沌とした横断、絶え間ないクラクションなどだ。 

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16:55

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道が混み過ぎて、もう予定していたミュージアムにはいけない。窓越しで笑わせられる一芸が欲しいと思った。

17:20

どこへ行っても渋滞が終わらない。

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パズルみたい。

17:32

バスと隣り合う。となりの子の顔を撮って、バスに乗っているおばさんに見せる。「これ、こいつの写真!」みたいな感じで。おばさんは微笑んでくれた。ピーナッツを一つ差し出してくれた。二人とも限界まで手を伸ばし、なんとか受け取った。こちらは飴を一つお返しする。おばさんは友達と話をしている。今度はピーナッツの袋をくれた。そのお返しに飴を3つ。

受け渡しの大変さの楽しいこと! お互いに笑いあい、心が温まる。ほんのひとときのふれ合い。 日本だったら、こんなことは起きないだろう。まず、女性に笑いかけることなんかしないよ。異国の地だからできたこと。笑顔っていいな。 

バングラデシュ:道にある生活 - YouTube

18:16

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暗くなってきた。ベンガル語で「お元気ですか?」と書いて窓に張り付ける。反応は微妙。

18:44

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今日の午後は、ダッカの渋滞を十分堪能できた。さっきよりも人が多くなった感がある。

19:31

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歩道以外水浸しのバザーを進む間も、相変わらず渋滞とクラクションは終わらなかった。この半日間、あることを思い知らされていた。面積が日本の10分の1の所に人口1億5千万人いて、その首都を走っているということをだ。

なぜリキシャが廃れないか。渋滞によって、車と比べても進む速度は変わらないからだ。運転手の彼は、僕たちを送り届けた後、また半日かけて来た道を戻るのだろうか。

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深夜バス

20:01

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バスの待合所に着いた。

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中にはいると汗くさい臭いが鼻を突いた。歯を磨く。

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LADIESは万国共通のあれなのに、GENTSが滑稽感じだった。

20:26

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一人で夜道を歩く。道が悪くて、足を取られそうになる。外に出て初めて分かるのが、クラクションのうるささ。

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そして、こういう道が普通に存在する。引き続き、じゃぶじゃぶと歩クラクションうるさっ! ちょっと怖いから、若干表情険しめで歩いている。街は、すごく洗練されていないけど、すごく栄えてる。 

バングラデシュ ダッカ:通りの風景 - YouTube

コック姿で座り、佇む少年。バイクのミラーを一生懸命に磨く少年。 小さな携帯の画面に映るドラマを食い入るように見つめる少年。飲み屋でラジオに耳を傾ける老人たち。そういう静かな風景もありながら、看板の蛍光配色、喧騒、売り物などは、なんだかギラギラしている。

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戻って早々、叱られましたとさ。どうやら治安が良くないみたいだ。 確かに、立ち止まってメモをしているときにおっちゃんに声をかけられた。それなのか。

21:53

夜行バスで12時間かけ、コックスバザールという地域へ行く。

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このバスはバングラデシュの中で、最新式かつ高級なランクに属するものらしい。

全然いいよ? 全然気にしないんだけど、窓はひび割れてるし、クーラーと通路天井から水滴が落ちてくるし、ライトのスイッチが切れてるんだよね。何とも思ってないよ。ただ、無事についてくれさえすればいいんだ。

ハイウェイに入る時に、牛がトラックで大量に運ばれていくのを見た。

※この後何度も見ることになる

23:04

クラクションは相変わらずだし、目覚めたら音楽が流れてた。

で、でた。反対車線勢。そして、地味にハイビームが眩しい。日本に住んでる僕にとって、あらゆることが文句っぽいもの対象となってしまう。理解はしてるし、気には留めない。

23:10

激しい雨になった。

23:59

寒くて起きる。音楽は依然として。

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舗装のされていない道を走っている。でこぼこしてかつ雨に濡れているため、滑ることがある。そのたびに左右に移動し、「大丈夫か?」と思わせる。反対車線には、なぜか度々土が盛り上げてあって、互いにうまいことよけながら進む。工事かな。

大規模なバスやトラックとのすれ違いが多い。その土の山が無いときは、こちらが二車線になる。対向車のあるときだけよける。よくぶつからないものだ。

2日目(2015年9月2日)

夜を行くバス

02:19

山道を走っている。「ぼやぼやっ」とヘッドライトが遠くの方から明るくなってくるのが綺麗だ。

大きな一本道を、避け合いながら使う。これ、標高とかどんな感じなんだろ。滑落とか怖いな。ほとんどのすれ違いが大型バス同士なんだけれど、彼らのハンドリングはいい勘してる。横滑りなんて気にしない。そして、ここぞというときはすっとばす。それを「おいおいおいおい、それ、おいおい!」と心配しながら眺めている。

彼らが日本の道路で運転したら、もう「ひゃっほい」ものだろう。山道を抜け、農道を走り、二車線の市街地を走り、また農道を走る。

02:38

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この時間なのにすごい交通量だ。人は外を歩いているし、やっているお店もある。東京では当たり前なのに、なぜ新鮮さを感じるのだろうか。それは、全体的にぼろいからじゃないかな。土まみれで、ボコボコの車体、未舗装の道路、崩れたような建物の林立。「これら = 田舎・栄えていない」というイメージを持っているからだと思う。

ふと、先生の運転が荒いことを想い出した。それはもう大いに納得するところ。

4:40

トイレにて、既に茶色に染まっている水からおつりが返ってきたとき、2つの意味で冷やっとした。菌とかによるものが怖い。

4:58

町には必ず人がいる。

「お腹壊して、でもバスは止まらない」そんな状況に追い込まれてる人がいる。本当に辛そうで、痛いほど気持ちが分かる。中学を思い出す。今日のことをいえば、状況が逆だった可能性もあるわけで。現地人に「あれはカレーです」とか言ったら、ブチ切れられるのかなと思った。

5:36

明るくなってきた。明るくなったら、このバスがマニュアルであることが分かった。それであの山道・混雑を乗り切る屈強さね。

あと、クラクションには、少なくとも2種類あることに気づいた。「早く行けよ」と「出てくるな、気をつけろ」の2種類だ。 後者は、あのしつこいとまで思ったほどの鳴らし様は、抑止力として重要な役割を持っていた。

7:14

傘を持った少年たちが、銃を持ったゲリラ少年団に見えた僕は、この国の風土を恐れているね。登校の時間だった。

7:31

必ずしも、道路は「コンクリート > 土」ではないのだと思った。 コンクリートの道であっても、ボコボコに穴が開いてしまえば、土よりも厄介だということを初めて実感した。

話変わって、意外だったのは、傘をさす人がいること。みんな、気にしないのかと思った。

8:15

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コックスバサール地域突入。このずーっと続く道を生徒が歩いているのを見ると、「大変だなぁ」と思う。小さな子ならなおさら。そして、タイと同様、道や施設に犬がいる。  

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表情ね。犬以外の動物は、今のところ野生で見てない。鶏は屋台とかで、牛はトラックに乗せられてとか、人に引かれてとか。

一昨日からの雨のせいか、川がどこも汚い。川と思いきや、それは湖とのこと。「雨期じゃないときは、川はどれくらいの綺麗さか」を聞いたら、「雨期以外は水が無い」と教えてもらった。

8:47

今、夢の中にいた。見慣れた定食屋にいた。こっちではどんな夢を見るのかと楽しみだったが、これからに期待しよう。雨足が強まって、ほとんど全員が傘を差す。

コックスバザールの滞在先

10:02

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ホテルに着いた。あいにくの雨。

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犬も牛も雨宿りをしている模様。犬がいる場所は排気口の下で、室内からの黒色の空気を浴びている。

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部屋に入ると、きつーいレモンの香りがした。強烈な香り。

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青い椅子からの眺めは悪くないし、

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時計も24時間に二秒だけ役立つように設定されている。至れり尽くせりだ。コンセントは軒並み変圧器の破片が詰まっていて、過剰な便利さからの旅立ちを後押ししてくれる。テレビをつけるとRGBテレビだった。勝手に名付けた、文字通り三原色で構成されるテレビ。

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昼食前の散歩。道には破片が散乱してして、裸足一発だな、と思った。

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買い物で待っているとき、物乞いのおばあちゃんが来た。「バーツしかないけど、それあげようかな」とか、「傘差そうかな」と一回は思った。しかし、「一時のそれに意味があるのだろう」と考え、やめた。

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部屋に戻り、バナナをいただく。断面は日本でみるよりも、濃い印象。味は何か違うんだけど、何が違うのかイマイチよく分からない。酸味? 甘味?

11:39

この部屋は、さっきの部屋でいう「青い椅子」のところが室内になっている。

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窓が黄色いため、部屋が黄色くなっている。

※分かりにくいですね。肉眼では、それが結構印象的でした

徐々に腹を下しております。まだ痛みはないけど。

12:22

昼食を食べる。

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虹色の水。

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三色の電球を使ってるからだな。

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美味しいんだけどな! 辛いんだ! あの緑のスライスが。どこ行っても辛いよ。

世界一(?)手の加えられてない海へ

13:14

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食事がおわり、散歩。魚研究所の前は水没。

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羊さんこんにちは。

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海に来た。

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波がすごいよ。海に入った! 特に印象に残ったのは、横に広くて砂がきめ細かいこと。砂は服から離れない。生地にも入り込むほど。その砂の細かさは、馬が走れるくらいの堅さを持てるくらい。

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カニを散歩させる少年を生まれて初めて目撃した。

どうしても入りたかったから着衣泳をしたわけだけど、水でよく洗い流すまでは砂が離れてくれなかった。口の中にもずっとジャリジャリとした食感が残っていた。観光客は結構いて、現地の人ばかりだった。

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外国人はというと、全然いなくて、土産屋さんなどは閑散としていた。さっきの海は、世界一自然らしいが、真偽はイマイチ。それは置いといて、入る前「水飲み込んだらお腹壊しそうだな」と思ってた。でも、支障は出なかった。

ホテルへ戻る

先ほどの犬がまだ同じ場所にいた。死んでいるかのようにぐったりとしていた。黒を全身に浴びながら。 

バングラデシュ コックスバザール:部屋からの眺め - YouTube

16:49

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外に出て、洗濯物を干した。この蒸し加減だったら、乾きそうもない。そして、色々な物の混ざった臭いがする。香辛料だろう。外も室内もすごい湿気みたいだ。もう体の方は慣れたけど、紙が一様にへなへなになるところを見ると、「湿気強いな」と感じる。

18:21

一昨日の事。 確かに英語でも通じるし、便利だった。でもその国の言葉を使うのには良いこともある。「明らかに英語の時よりも喜んでくれる」ということだ。逆の立場でもそうだろうね。

20:40

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きた、これだ。タイで食べてから、強烈に食べたかった味だ。食べてみると、「うん、うん。この味」って感じだった。思い出補正があったようだね。

fromztoz.hatenablog.com

21:40

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なぜなのか。

※レンガの立て方が違っていて、ベッドが傾斜している

3日目(2015年9月3日)

コックスバザールのホテル

03:52

寒気と、若干の吐き気腹痛で起きる。「寒気……?」と怖くなったが、トイレを済ませたら落ち着いた。とりあえず大丈夫で安心した。

05:51

外よりも、中で換気扇を回した方の衣服が乾いてた。湿気を帯びたシャツに袖を通して、行きましょうかね。

昨日「香辛料が混ざった匂い」って言ったけど、どうやら捨てられたゴミたちの臭いも混ざっていたようだ。

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(お、おはようございます……!)。従業員。

06:37

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犬が昨日から常に同じ場所にいるわけだけど、写真を撮ろうと近づいたら吠えたてられた。それまではぐったりしてたから驚いた。「ダッサ!」と言われた。

バスで移動

バングラデシュ コックスザール:バス車窓からの街並み - YouTube

07:12

バスから見えた人々を列挙。パンを売りに行く人、赤ちゃんを抱えた少女、市場でひとときを過ごす人々、店構えを始める老人とそれを見守る少年、ランニングをする集団、食堂で朝飯を食べる人々、田園の中でサッカーをする少年たち、川で網漁する少年、大人たちに混ざり土を運ぶ少年。

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バスから見えた景色を列挙。基部だけの建物、茶色の池に浮かぶ看板、ゴミだらけの店通り、木々の中の集落、田園、川に抉られた地面。

窓脇に洗濯物をはためかせながら、クラクションや臭気や強い風に顔をしかめる。

今回乗ったのは路線バスだった。度々止まり、青年が「チタゴン(「チッタゴン」という地名)! チタゴン!」と、外で呼び込みをする。かと思えば売り子が車内に入ってくる。運転手はクラクションと、少しだけ前進する戦法で「行っちゃうよー」を演出。

緑が多い。飛行機から見えたあの壮大な景色の一部分。木々の真ん中の「水」は、これら池や沼や田んぼだったんだ。

08:21

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そういえば、こっちに来てから太陽を見てない。ずーっと一本道で、学校をいくつも通り過ぎた。

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スマホ率が意外と高い。

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バスで洗濯物を乾かす。徳永英明『乾かしながら』って曲、なかったっけ。

09:16

写真でも動画でも、この揺れの凄さを伝えれないのが残念。

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10:23

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10:37

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10:48

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11:39

寝ていた。雨が上がり、少し空が明るくなり、湿気もそれに伴って少し和らいだ。

11:50

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太陽が見えてきて、木の影などが入ってくるようになった!

12:06

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バングラデシュ チッタゴン:バスからの眺め - YouTube

12:11

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臭い。

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12:38

バスから降りる。

バングラデシュ チッタゴン:バスを降りて - YouTube

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バスの乗り換え ランガマティへ

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バス乗り場へ向かうためリキシャで移動するも、途中でパンク。初日の車での移動よりも混沌としていた。リキシャは車体が小さいので、その分無理もできるからだ。

13:34

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道を横断し、トイレへ。有料だった。

初めてのミスティー

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初ミスティー。

※日本語で「甘い」の意

バスを待っているときに食べた。日本にいるときから食べてみたかったんだ。甘さはというと、甘いパンケーキがプレーンに感じる程。あまっったるい。中からあまっったるい汁がじゅわっと出てくる。「練乳を熱して、水分飛ばして、糖度上げて、練乳足して……」を繰り返して、それをぐっ!っと固めた感じ。

14:03

「チェキなんてそんなに使わないし、いいか」と思ったけど、プレゼントしたい場面結構ある。

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ちょっと立ち寄った店とか、車内窓越しとか、バスで隣とか。次は持って行く。

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紙の蓋。「ミルクシェイク」だっけ、パピコみたいなタイプのバニラアイス。あの味。

14:17

再びバスに乗り、今度は山へ向かう。日差しのせいか、暑さが気になる。 

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各窓からは排気ガスの臭いが入ってきて、空気がまずい。

15:43

山に入る際に、外国人は許可が必要らしい。

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警察チェックは事前許可がなかったため、長引いた。路線バスを下りることになった。

16:27

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暇なう。

16:48

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ヤギが草食ってる。

※探してみてください

なぜ、こんなにも通過に時間がかかるかの理由。それは、最近外国人がこの辺で事件を起こしたため、チェックが厳しくなっているからだそうだ。

18:06

何度往来を見ただろう。今はボーッとしてる。

18:20

許可が取れたようです。県庁、裁判官の友人を通して、最後は法務大臣。自分一人だったら、ただ引き返すだけだった。そもそもバスにも乗れてないか。

今度は別のバスに乗った。関所を越えると、ある民族――ミャンマー、バングラデシュどちらにも属していない民族――が住む地域へ。

店のサービスとか、席詰めてくれたりとか、なんかくれたりだとか、意外にみんな優しい。「みんな」ってあまり使いたく無いけど、みんな。1日目のところで「『愛想』という概念はきっと無い」とか書いたけど、そんなのは無くていいことが分かった。

彼らは、「愛想がないけど、優しさがある」。この二つは違うということに、気づかされた。


ひたすら木と田んぼが続き、たまに人が住む集落や屋台がある。

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複数人で集まってテレビを見る、パブみたいなものあった。

19:02

この2日間で、町中での貧しい生活や、集落単位での「これが世界」をいくつも目にした。2,3年前だったら、前者をどうにかしたいと思い、後者に心を痛めただろう。 

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モノゴールのゲストハウス到着

19:26

途中下車して、リキシャ移動。今度のは、左右の柵がない。山道を結構なスピードで駆ける。 カーブの時なんかは、ふんばらないと飛び出しそうだ。登らない坂は3人で手押し。山にあるゲストハウスについた。

19:35

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靴は脱いで中に。外にあると犬が噛むらしい。

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案内者3人と、ゲストハウスのマスターとおっちゃんが何やら話をしている。ベンガル語だと、一単語たりとも分からん。

「ハイ、キタムラ」、「モリシゲル」。空耳しか聞こえない。新鮮で、ただ聞いてても飽きない。後で聞いてみると、明日からの予定合わせだったとのこと。

この学習ボランティア施設は、1979年の独立後すぐに作られた。親がいない、お金がない、そんな人が来る。そこのマスターが「なにを考えて生きているか」を聞いた。 「ここでお世話になって育った。その恩を返したい。仏教も広げたい。それに一生を捧げる」だそうだ。

20:34

夕食へ。リキシャのこの臨場感と迫力を、動画で少しでもお届けしたい。

バングラデシュ ランガマティ:迫力臨場リキシャ - YouTube

そして、食堂に着いた。

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1日使って、黒くなった。確かに、あの臭いといい見た目といい、うなずける。ダッカクオリティ。

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日本にありそうな味の、辛さを強めた版みたいなルーもあった。

21:54

食後すぐ来た食あたり。おととい、腹痛で苦しんでいる人に対して、「痛いほど気持ちが分かる」って書いたけど、忘れてた。あの、追い込まれる感じを。

23:02

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蚊帳の中。既に夕方に刺されてる。犬の遠吠えが、外から聞こえる。

23:32

腹痛が長引いてる。こっちの人にとっては普通のものしか食べてないのに、体を酷使する結果になってる。

4日目(2015年9月4日)

ゲストハウスより

06:48

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ほんの少し朝日が射し込んでいるだけで、清々しい朝。それだけ太陽が珍しい。

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廊下に響く、子供の声、お経の声。

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エニナルボーヤ。

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眠る犬達。日陰よりも日なたなんだね。

08:07

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これ、凄いサラサラしてて掃きやすい。習字もできそう。少し掃き掃除をした。

08:33

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卍になってる。

モノゴールの施設内を散歩

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ここでも犬はおびえた目をしていた。

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どうも。

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ぼ、僕もムキムキになれますかね……。

09:12

朝食を食べる。ポテトカレーとルティとバナナ。 ルティは日本で食べるものと違って、柔らかい。小麦粉の違いによるものだそうだ。 

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ランガマティ地方だけで作られてる山バナナ。マンゴーに近い味。断面はコックスバザールで食べたものと違って白い。

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初めてチャイを飲んだ。 MOANOGHARの施設をまわる。30エーカーあるらしい。エーカーってどんなんだ。 

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学習施設。今日は休み。金曜土曜は休みなので、塾に行く子はいた。日本語を習っている子がちらほらいて、自己紹介をしてくれた。将来日本と、ボランティアで関わりたいという少年もいた。

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簡易病院。重病ではない限り、ここで治療してもらえる。看護婦さんもいる。「子どもたちの遊び場になっているのではないか」と考えた。

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国が作った道。 この施設は小学校から高校まである。技術学校もある。

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ガスはないので、薪で火をおこす。

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女子寮。男子寮と違って、門の中にある。

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洗濯物がカラフルで綺麗だ。

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かつお、お前、いいぞ。テレビの前には、ずらーっと20人くらいが座っていた。そこはホールのような場所で、全員がテレビに釘付けなのが印象的だった。

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かつおは微妙な顔されるけど、手を合わせると、笑顔で返してくれる。みんな可愛い。本当に。

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少女や女子があちこちで顔を出していた。

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建設中の学校。ここの技術学校を出た人達が、その技術を活かしている。女子寮の中にも、家具を作っている男達がいた。卒業して、別の場所に暮らしていても、手伝ってくれるそうだ。

チャクマ族の王の家へ

11:23

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休日だから、皆ぶらぶらしてるのかな。 

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橋の上。


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お寺に到着。裸足なので、地面が熱い。

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猿がいた。「見ざる、聞かざる、言わざる」の像もあった。

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一番奥の上にある、額縁に入った金の釈迦。これは、みる角度によって顔の向きが変わるというものだ。どうやって作るんだろう。

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観光客を攻撃するやつもいた。

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船を渡り、王の家付近へ。前の家は、差別によって燃やされたそうだ。「山岸君、(この国で)モテないね」と言われ、「('-')」な気分。

街で買い物

12:48

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ランガマティのメインタウン。

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値段交渉中。元値でも良いけどね。

15:27

今は再びゲストハウスにいて、ダッカ行きのバスを待ってる。

バングラデシュ ランガマティ:夕方リキシャ - YouTube

ゲストハウスから、リキシャでバス停へ。

17:08

ヤギって、目は不細工なんだね。

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バス停。帰宅、かな。人がたくさん。 

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りんごは木の実(グミの実)のような味もした。 牛がぼやけた顔でドヤりながら道路渡って、リキシャが一生懸命に避けるの面白い。

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バス停に駐屯する7人の警官。

山を下りる

途中、停車し、警察が入ってきた。ミャンマーからインドへ、武器や麻薬を密売する人がいるらしく、そのチェックだそうだ。 

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18:48

色々なモノに慣れたのか、今日一日記述したことが少ない気がする。 砂埃のシャワーを浴びて、原付帰省の時みたくなってる。はぁー! 空気がまずい!

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19:59

超焦った。

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バスが燃えた。

バスが停車し、前の乗客が席を立ったとき、「降りるのかな?」と思った。その次に、前に人集りができる。「人でも轢いたのかな」と思っていると、後ろにいた先生が、「降りるんだよ。みんな降りて!」。「!?」となって前を見ると、運転席が燃えている。煙が車内に立ちこめる中、全員外へ。

僕は窓から飛び降りました。どれくらいで爆発するんだろう。怖かったから。怖かったといっても、それは終わった後で感じたこと。不思議なことに、最中は「無」に近かった。乗客が前からぞろぞろ降りてたけど、「それはいけない」と無意識に思った。

「前が燃えてるのに、前から出るのはダメだ。皆が向かってる方が最も安全とは限らない。大事なのは、危険から離れるとこと」 そういう色々なことが一遍に、無意識化に上ったと思う。とにかく「バスから出る」ことしか考えてなかった。

「バス、燃える」って!

バスは使えないため、リキシャに乗り換えてバス停を目指す。 夜の本道、排気ガスがすごい。主に車とバスのかな。思わず服で口鼻を覆う。細い路地に入ると、「空気がおいしい」と感じる。実際はそんなことないだろうけど。

乗り換えたリキシャでは、バスでは通らない道を通った。本道から一本入った道だから、民家もある。本道以外の道がどうなってるのか、見れて良かった。見たことない店がいくつかあった。超眩しい宝石店とか、テレビでゲームをやる場所とか、屋外でエアーホッケーとか。スマホやサンダルが粉まみれになり、心なしか肺が痛い。

21:12

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夕食。まだ余韻が覚めない。


バングラデシュ:口論を見守るおじさんの口が開いていた - YouTube

バス待合所にて、目が離せない案件が発生。口論の外にいるおっちゃんの口が開いていた。

再びダッカへ

22:08

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再びバス。この運転席付近に立っている、おそらく交代要員の兄ちゃん達は、いつ寝るんだろう。運転席付近だと、「クラクションの振動」が伝わってくる。

23:30

少し寝て、起きた。運転手、若いのかな。クラクション、スピード、ブレーキが激しい。これらは基本的にストレスの要因なんだけど、これらから生み出される光景は、目を楽しませてくれる。

トラックを追い抜いては、対向車を避ける。すれすれまで対向車と同じ車線を走ったり、トラックを追い越した瞬間対向車の目の前だったり。日本では味わえない楽しさ。兄ちゃん飛ばすなー。「ふふふっ」と笑ってしまう。

なぜこんなにも最速を目指しているのか。例えるなら何だろう。混んでる駅校内で、人の流れに対して垂直に全力ダッシュするみたいな感じかな。後は、「そんなにすれすれを目指すことで、なんか高得点が貰えるの?」と、ゲームの追加ボーナスを現実で取りに行く感じ。ゲーマーの意地みたい。

5日目(2015年9月5日)

チッタゴン―ダッカ―ダッカ北

00:20

猛スピードで逆送し始めたけど、どうしたのかな。バスの前に小さな子が躍り出て、スプレーを噴射。バス内に暫し清涼臭が。道を間違えたみたい。

05:40

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06:55

裁判長官(先生の友人)の家に着いた。

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この辺が、裁判長官っぽい。

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ヨーグルトとミスティー。ヨーグルトはスモークの味がして、ミスティーはやはりひたすら甘い。正直まずい!

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二種類のミスティ。驚いたのは、お手伝いさんが3人もいて、奥さんが家事をしないこと。

※因みに、中流階級以上ならお手伝いさんを雇うのは普通らしい

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民放の人形が怖い。

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将来有望。日本で食レポとかすればいいと思うよ。しばらくこの子と遊んでいた。場はこの子中心で動いていて、多彩な動きと顔と声でみんなを楽しませてくれた。その多彩さといったらもうすごくて、パターンが見えなかった。湯水のごとく新しいことをしていた。

バングラデシュ農業大学へ

バングラデシュ マイメンシン:リキシャから見る、混雑した道路 - YouTube

10:38

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広い。

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コンピューター、農業技術、機械、色々ある。6学部25学科くらい。南アジアで一番らしい。何が? 色々か。

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流れが速い。柿田川を思い出した。

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この大学は、巨大な植物園みたいなのも所有してる。とにかく広かった。

バングラデシュ マイメンシン:お祝いの宴 - YouTube

これは結婚式の時などに歌われるもので、その習慣はどんどん減ってきているそうだ。

一旦休憩

13:18

裁判長官宅の一番下階は、看護の技術学校になっている。生徒は15人くらいで、主にガル族の人。

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今日、全然レポートできてないのは、絶対ミスティのせいだ。血糖値やられた。

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2階の女子寮は5人一部屋で、ベッドずらーっなってた。

周辺を観光

バングラデシュ マイメンシン:ヒンドゥー祭り - YouTube

16:24

途中、ヒンディーのお祭りをやってた。

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昔の王の家。裁判長官の車は、救急車みたいなことができるんだってさ!

16:35

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次はWorld Vision Bangladeshへ。休日だし、お祭りやってるしで、室内には入れなかった。


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ボートに乗って、向こう岸へ。「専攻は?」と聞かれた。僕は学際的な勉強より、今は農業とコンピューターだからそう答えた。その後に先生が本当のことを言うもんだから、英語伝わってないと思われただろうなー。

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バングラデシュ マイメンシン:船漕ぎとベンガル語と夕日と向こう岸と - YouTube

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向こう岸には、ちょっとの屋台と、椅子と、ヤギ。

歩きながら、「『ミヤギ』ってどういう意味だ?」と空手キッドのことを聞かれた。今度『空手キッド』観よう。


再び船に乗り、向こう岸に帰る。途中に唐突に質問された。「お前は詩を書くだろう。静かだ。芸術が好きそうだ」。 なぜ詩を書くと分かったのだろう。静かだからという理由だけでか。

18:02

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射的。

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なんか回るやつ。

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ただのお祭り遊びだった。

18:27

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お祈りが始まる(時間らしい)。

「ああ......。英語力......」の場面が、今日は多かった。もっと多く、自分の考えを伝えたかった。そう、今となっては、各問いに対する答えは持っているのに。

「cool」と何度も言われたが意味は分からなかった。shy的な感じなのだろうか。

20:02

裁判長官宅に戻ってきた。

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これは程よい甘さで、まだいい。ミスティより。

ダッカ空港近く宿泊先へ

21:41

宿泊先へのバスに乗っている。 運転手と入口付近の青年3人組が、楽しそう。運転のことで盛り上がっていて、笑顔で会話している。彼らの自由な感じ、いいなー。衝突でもしたら、確実に入り口付近の2人はぶっ飛んで死ぬけど、そのギャップ最高。

6日目(2015年9月6日):帰国

00:34

再び、初日の先生親戚宅。二日ぶりに洗った頭からは、黒い水が出てきた

02:27

不覚だった。蚊に刺されまくった。 一回かゆくて起きてるけど、「なんかかゆいけど、そういう感じで寝たしな」と寝ぼけて、また寝た。二回目にかゆくて起きた時は、すでに遅し。全身をくまなくやられていた。ジーンズ、シャツに着替え、足にはいていた短パンを巻いた。

その家の奥さんが優しくて、こんな遅い時間まで起きて便宜を図ってくれた。窓を閉め、体にかけるものをもらった。

08:52

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子供からもらった。インスピレーションが得られるね。こういう画をあえて描いてみたい。お返しにドラえもん描いた。そして100円玉を二人にプレゼントした。

日本へ帰る

10:36

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絵画や写真の本をいくつか買う。ドルで買うと、タカで返ってくるんだね。そしてお腹痛い。

17:20(時差)

バンコク着。

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腹痛治ったー。タカ両替できないのか……! 結構余った。

18:16

相変わらずパクチーの味(まるでカメムシ)に閉口させられた。その夕食の会計の段でのこと。28ドルなので、1ドル札を8枚渡す。「これ汚い」と言わんばかりの微笑みで一ドル返される。席に戻って一ドルもらい、会計の人に渡す。これを4回位繰り返した。勝手に和ませてもらった。

今回の旅を通して

今回は「国民性」のでき方について、自分なりに納得がいった。「なるべくしてなる」というものだ。 5日間で、イヤというほど混沌を体験した。それは煩雑な交通だったり、騒音とも呼べるクラクションたちだったりする。日本で聞く一生分のクラクションを聞いた。そんな中で生活していたら、同じ様なことをする人間になるのは、何ら不思議なことではないと感じた。最初は誰かが始めたんだろう。それが周囲の人に広がり、それが国民性を作る。バングラデシュに行く前、日本では「先生、運転荒いな!」と思ったことがあったが、今はもう大いに納得するところ。

そして、印象的だったのは「愛想」が無く「優しさ」がある人々。建前が無いので、かえって心地良かった。

23:03

羽田行き発。機体が傾く度に、「アイレベル全無視」みたいな夜景が目の前に展開される。普段は見ることのできない窓いっぱいの夜景を見たところで、今回は終わりにしよう。

バングラデシュにいたこの五日間。驚くほど実感がない。今日、公園を歩いて家に向かってるときや、自転車で買い物に向かってるとき、「え?」ってなった。写真は沢山あるし、まとめるのに二日くらいかかるメモもある。なのに、実感の方はごくわずか。記憶の時系列では、三年前のタイとtie。
(2015年9月7日 22:11)