距離は300km
2014年5月、下宿先の静岡県三島市から実家の新潟県糸魚川市に帰省しました。良かったことや、失敗したことを紹介します。
失敗したこと
①シャツにPコートという服装
「5月だし、いけるだろー」と軽い気持ちでした。山梨の終わりから長野にかけて寒くなってきて困った。山だからか。その辺りからは、何度か体を温めるために休んだほどだ。
こういう所で。体温調節を待つために休憩を入れるのは初めてだったよ! 後半は寒さと疲れと不安から来るものだと思うが、具合が悪くなった。朝、早めに出てよかったなと思った。これで暗さも加わってたら危なかっただろう。
②ノーガード戦法
半キャップのヘルメットで、ゴーグルをせずに行った。結果、目が真っ赤っか! 車が巻き上げる土埃に目をやられました。実家についたとき、「おまん、目ぇどしたん!」と父・おばあちゃんに揃って言われました。
③車道左追い越し
終盤、警察の人に注意された。信号待ちの車の横を通ったからだ。「遠くから大変だね」と応援もしてはくれたが。
良かったところ
①道中の景色が綺麗
一貫して景色の綺麗さに感動していた。
静岡では茶畑が綺麗で、立ち止まって写真を撮っていた。これは原付に限らず、バイクの特権だと思う。
山梨では、自然の写真を何枚か撮ってた。 緑や川など地元で腐るほど見ているのに、不思議なものだ。同じ自然でも配置や雰囲気が違うからなのだろう。
あと、車と違って風を感じるので相乗効果的に気持ちよくなって、何度か叫んだ。そして、自然のあまりの美しさに興奮しながらちくわを食べた。
②日本列島横断は1000円で出来る
とにかくその安さ。1000円しかかからないのは凄いと思った。大型バイクもある程度安いんだろうけど、小回りが利かないから、性格上なんか違うと思った。 原付、とにかく安いです! 10時間程かかるけどね。
余談
走っている時は全然気にならなかったけど、けっこう日焼けしてた。
あと、牛が何頭も放し飼いにされてたり、
鹿にガン見されたり、湖の周りを走ったり、
何もない自然に囲まれた道を、ただただ走ったりするのが楽しかった。「ただただ」っていっても、帰省してたんだけどさ。
(2015年11月26日)