感化と変化の記録

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3.俺14

体験と生活と芸術の考察ブログ

シンプルな言葉に深い意味を見いだす症候群

考察・問いかけ

次の言葉をどのような意味で捉えるだろうか。

傘の下にも雨が降る
(2013年5月11日 15:05)

どうだろうか。先を読まずに少し考えてほしい。

正解は、「傘に穴が開いていて、そこから雨が入ってくる。だから、『傘の下にも雨が降る』」だ。その時はいつの間にかできた穴を触りながら、「『傘の下にも雨が降る』って言葉なんかいいな」と思って呟いた次第。まあ、正解もくそもないのだが。

「涙 = 雨」と捉えて、「話者は泣いているのでは?」と思った人が多いと思う。その方が自然だ。

多義的言語空間

Twitter並の文字数なので、もっと話を広げたい。

九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)

『九マイルは遠すぎる』的に、「傘の下にも雨が降る」から他に何が読み取れるかを考えてみる。

・他の場所で雨が降っている。タンスの中とか

・安住の地なんてねぇぞ! 雨を防ぐ傘の下にだって雨が降るように「絶対」なんて物は無いから、今お前という人間を守ってくれている物の存在は決して保障されてねぇぞ!

・雨雲を自由生成出来る能力者

・高度1万フィートの傘

・その人の重力がバグっていて、空が下

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「シンプルな言葉に深い意味を見いだそうとする症候群」をこじらせると、 「下見てると危ないから、上向いて歩きなさい!」と、小さい子に注意する母の何気ない言葉にも反応してしまう。
(2014年7月8日 11:55)

(2016年12月10日)