感化と変化の記録

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3.俺14

体験と生活と芸術の考察ブログ

人と仲良くなる為に一番大切なのは「時間の共有」だよ

考察・問いかけ

「仲良くなるには、その人を知るのが一番」という考えで動いて、「あれ?」ってなってタイトルの内容に気づくまでの話。

メールでは 仲良くなった 気がしない

タイでの研修旅行手記 - 3.俺14

Thailandからの帰りの電車内、これからのことを考えていた。

「今、目の前にいるヤツ(N)のことを見習ってみようかな。Nは研修中、先輩たちと沢山話していた。普段からもLINEをしているらしい。その積極さ見習ってみようか」

中学時代から今(大学1年)までの間で、自分から友人に連絡をした記憶があまり無い。ほとんど受け身だった。それを変えて、自分から送ってみようと思った。すぐさま研修で一緒だった先輩3人くらいに、「お疲れさまでしたー」みたいな内容の文を送った。その中の一人に好きな女性(Tさん)がいた。研修の間に好きになってしまった。

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きっかけは、何てことのない出来事。経験が浅いせいか、惚れやすかった。特に「目、綺麗だね」の件なんかは、車の疾走感・夕日の輝き・風や気候の開放感・Tさんの美貌と相まって思い出補正が凄い。

そのTさんとのやり取りが始まったきっかけが、帰りの電車で送ったメール。その時期は夏休みで、直接会うことはなくLINEのやりとりだけをしていた。そして1ヶ月が過ぎ、大学が再び始まった。その頃には冗談交じりにその人をおちょくれるようになり、仲良くなった気でいた。人となりについてもある程度分かってきていた。満を持して(?)部の集会でその人を見かけた時、異変を感じた。話に行けない。文面では臆面なく「話せて」いたのに、実際にその人の目の前に行く勇気がない。

ここからが第一の本題。メールのやり取りで得られるのは、その人の「情報」でしかないということ。確かに、情報からもたらされる「理解」には効用がある。例えばその人に会えると分かった途端に俄然運動部の合宿にやる気が持てたり、やりとりの文面自体に高揚感・幸福感を感じたり。それは例えるなら「小説」。伝説サーファーの物語を読んでワクワク出来ても、サーフィンが上手くなるわけではない。

自分の場合、メールでの仲良い感じと現実との齟齬が生まれてしまって、むしろ気まずさを覚えてしまったくらいだ。

「理解 = 仲良し」ではない

上の一件ではまだ気づかなかった。まだ、「その人について知っていく = 仲が深まる」だと思っていた。その考えのまま、「人と仲良くなるにはどうすればいいか」を考えた。

そういえば、特別仲の良い奴とは学校外でも会ってるよな。友人宅でゲームをして遊んだ、アレが良かったのかも。その中で、そいつの家庭のことなどを知っていった。ということは、その人の過去や周辺のことを知れば良いのかもしれない。

そんな考えが色濃く出た印象的な出来事がある。男の先輩と定食屋へ行った時、道中からずっとその人に質問していた。

「中学はどんな部活をやってたんですか? えー意外! それはやったことないですねー。なんか印象的な事とかありました? 高校は何を?」

それは静かなる暴力だった。仲良くなるための方法だと信じていたので、その人が若干嫌そうにしているのが腑に落ちなかった程だ。結果的にはその人とかなり仲良くなるのだが、それは別の理由からだった。それを次で話す。

話してないのに仲良くなった一件

3ヶ月間農園でバイトをしていた時のこと。メインの従業員は、社長と40歳ぐらいのおじさん(Uさん)と私の3人くらいだった。社長は事務的な仕事が多いので、現場ではUさんと二人のことが多かった。私は元々無口で、よく「あまり話さないね」と色々な人から言われるが、Uさんはさらに無口だった。そのため、3ヶ月間かなりの時間を共に過ごしたが、個人的な会話をしたのは片手で数えるほどしかない。

しかし、不思議な事に3ヶ月経ってバイトを辞めてみて謎の友情が残った。一方的かもしれないが、確実にその人と仲良くなった気がしているのだ。その人は普段何をしていて、どんな人なのか知らないし、昼間食卓を囲むときに何を食べているのか見たこともない。下の名前すら知らない。君の名は? 何なの? 知らなくても親しみを感じている。

この経験で分かった。仲良くなるには、「その人の情報 < 一緒の時間」だということが。それからというもの、人と接する時に会話が無くても焦らなくなった。「とにかく一緒の時間を過ごすことが大事なんだから」と安心できる。まあ、最初の間はさすがに無言はきついから、一緒に何かをして気まずさ無しに同じ時間を過ごすのがいいだろう。食事や散歩はnot good! スポーツとか遊びとか、何か会話以外のものがなくてはね。

取りあえず、ある時期の課題だった「どうすれば人と仲良くなれるか」について解決法が分かったので良し。時間を共有しよう。

余談:地域密着型婚活の失敗

ある地域で、自治体主催の婚活パーティーが催された。その地域の観光スポット(博物館など)を回り、その地域の特産品を食べ、その中でマッチングしてもらおう。そして、あわよくばうちの地域に嫁いでもらおう、というものだ。ダメダメ、それじゃダメだ。中途半端・どっちつかずになってしまうよ。先ほど言ったように、仲良くなるために必要なのは情報じゃない。その人を全然知らなくても仲良くなれて、その人と全然一緒に過ごしたことなくて仲良くなれない所以だ。お堅い観光スポット巡りや名物を食べる時の主体は会話だ。イベントの取材VTRに映ったほんの数秒でさえ、一緒に歩く男女の気まずさを感じ取った。

なので提案すると、「婚活イベント! 地域の魅力も!」とやるのではなく、婚活イベントなら婚活イベントをまず成功させること。シンプルにバスケとかどうでしょう。もし嫁を呼び込んで少子化対策にしたいのなら、それはイベントが成功したら解決するから。そして、移り住んでくれば「地域の魅力」は自ずと知ってもらえるでしょう。

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