感化と変化の記録

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3.俺14

体験と生活と芸術の考察ブログ

芥川龍之介『芋粥』の再現:「芋のハチミツ煮」って食べれると思いますか?

DIY・暮らし・IT

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食べれます。これは意外でした。

芥川龍之介『芋粥』を読む

『芋粥』の主人公(じいちゃん)は、芋粥が大好き。もう食べたくて食べたくてたまらん。芋粥を食べれるなら死んでもいい! 芋粥こそ最高の贅沢! そんなことが書いてありました。読んだのがだいぶ前なので、うろ覚えです。

当然、「芋粥ってどんなんだ? 食べてみたい」という気持ちが浮かんできます。

山芋を3kg買ってきた!

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「軒先へつかえるほど」……はさすがに無理なので、常識の範囲内に留めました。

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スーパーで、3kg程購入してきました。100g100円だったので、確か3000円でした。写真を見てわかるように、それほど多くはありません。なので、カゴに入れたとき「3kgは少ないな」と思っていました。そう思っていられたのも食べる前までの話。 

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「甘葛」はどうしようか……

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「甘葛」という甘味料が登場しました。どうやら「幻」らしく、作るのが面倒なのでハチミツで代用しました。

参考:奈良女子大学「文化史総合演習」チーム. 「幻の甘味料あまずらの再現実験」

「切り込む」とはなんぞや

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「切り込む!?」と一瞬止まったものの、特に気にすることもなく「ささがき」で切っていきました。

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小さくなって「切り込めない」物は、まな板で小さく切りました。

「甘葛を煎じた汁」

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「つまり「甘葛汁」を作ればいいってことだな?」  

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水を何杯か入れる。

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そこにハチミツを入れる!

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再び水を足し、「甘葛汁」の味見。……不味い! むせた。

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ハチミツを足す。

煮込んで出来上がり

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五分ほど煮込み、完成です。汁はトロトロしていました。

芋粥を食べた感想

初めに言ったように、意外と食べれます。もちろん美味しくはないですが、「とても食べれる味にならない」と思っていたので十分です。塩などは用いず、山芋とハチミツのみ。淡白な味で、「ふむ、ふむ」という感じでした。

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「芋粥に飽かむ」やってみた。 ″まだ、口をつけないうちから、すでに、満腹を感じたのは、おそらく、無理もないしだいであろう。″ いくら何でも、一杯で満腹になることはないだろうと思ってた。実際食べてみたら、空腹状態でも一杯でごちそうさま。
(2015年01月30日 19:31)

3kg買った直後は「少ないかな」なんて思ってましたけど、3kgは実際のところ、相当多い!

時間の経過と共に芋が汁を吸い、かさが増えたんですかね。そのせいなのか、「食っても食っても減らない」という錯覚が起きました。「水分が無くなってもっさりした芋粥に水を足して煮る。そして食う」ということを繰り返し、食べ終わるまでに丸二日かかりました。

芋粥を大量に作るときの注意点

沢山食べると、翌日大変なことになる。これには注意が必要。その時は知らなかったんですが、山芋は「精を付ける」効果も持っているそうです。

※参考:精つく食べ物~山芋~

次の日の朝から夕方まで、ずっと元気でした。「性は元気の根源」みたいなことをフロイトが言ってたような気がします。あれですね。

(2016年2月5日)