感化と変化の記録

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3.俺14

体験と生活と芸術の考察ブログ

長野県小谷村の鎌池にぜひとも行ってほしい(暇だったら)

体験・旅行

最初はGoogleマップのレビューで終わらせるつもりだった。それが散策を進めるうちに、書きたいことが増えてきた。なので、いっそのこと記事にしようと思った次第。

写真に残す時に省かれるさまざまなモノ

草刈りをするシルバー人材(?)のおじいちゃん達を尻目に、駐車場を後にする。分岐する道から一つを選び取る。

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「カラカラ」という虫(?)の声や葉の擦れる爽やかな音、鼓膜を揺らす穏やかな風の音。日の透けた葉や水面全体に広がる波紋、ひんやりとした気候。

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池を囲うようにグルリと道が走っていて、池に面しながら歩く。根っこなどがむき出しになっていて、自然を程良く残した道。程なくして開けた場所に出る。

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ドーン!(伝わらない)。周囲のあらゆるものの「感じ」が省かれてて、写真では見た目しか伝わらない。だから、ぜひ行ってほしい。ここは、有料でも良かった。 

何でもかんでもオススメするわけじゃないからね! 普段、散歩程度に行った場所は記事にしないけど、ここは良かったのでオススメしたい。「これだけは読んでおきたい! オススメのビジネス書50選」みたいな、「これだけは」と「○○選」の矛盾は起きない。「多いよ!」みたいなね。

Googleマップでも遊歩道は回れる――驚き――が、それは心には意味がない。自然は全身で浴びよう。

Googleさん「めんどくせー! しょうがねー、これも仕事だからなー!(この池おもしろっ)」

鎌池の「池」という表記について

遊歩道に入り、木々の間から見える池をチラッと見た瞬間、その大きさに驚かされた。「『池』って書いてあるけど、『湖』じゃねーか!」と思った。「いや、人が来過ぎて困るから、環境保全のために敢えて『池』にしてるのかもしれない」とも思った。

そもそも、池と湖の違いは何だろう。気になったので調べた。

池、沼、湖の違いは、人工かどうかと、深さにあります。

引用:違い.com. 湖、沼、池の違い

池は人工、湖は自然で深い。そうなのか。じゃあ、間違いなく「池」なのだろう。ずっと「池 = 湖の小さい版」というイメージを持っていたので、今回のようなことが起きた。

入場料って難しい

「有料でもいいわ!」とは思ったものの、有料にすると来る人は減る気がする。

じゃあ無料のままで、募金式――「この素晴らしい環境保全に使用させていただきます! お気持ちで結構です。いや、払え!」みたいな――にすればどうか。良さそうな気がする。

でも一方で、「無料!」ってなんか気が進まない。有難味というかなんというか。私の場合、「無料なら、それなりの場所なんじゃない?」という感情が、無意識的に発生する。

※何かの本で、それに関するような事例が載せられていた。

影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか

『影響力の武器』だったかな。

「ちょっとあんた、私は『象牙の値段を1/2に変えといて』言ったじゃないのよ! 2倍になってるじゃない!」

「しかし、売り上げは50%上がっております」

「こんな物、お客さんが買うわ――。えっ?」

「値段を高くした方が売れています」

「じゃあ、有料か……?」の無限ループ。だから、「妥協点」を決めないと、値段設定は難しいと思った。自らが納得するための妥協が。

今まで見た中で一番大きいミミズとナメクジ

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こいつはパワフルだった。刺激すると、「やだー! あのオモチャじゃなきゃやだぁああー!!」と手足をバタつかせる子供のごとく動く。しっかりと鼓膜に音が届くほど激しく動く。キモい。

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最大記録は、同時に更新された。

「もう少しここにいよう」と思わせた木

散歩を続けていると、ある木に目が留まった。「もうちょっと心を休めてから帰った方が良いかな」と思った。

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その木がこちらだ。……。

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四つん這いの女性にしか見えない!

「疲れてるんだろう」ということで、ゆっくりしてから帰ることにしました。

2つの注意点

①道の分岐があるよ!

道は一つではなく、順路もない。そのため、どう進もうが自由だ。RPGで「行き止まりこそ最短距離!」という人は少しストレスがたまるかも。

②途中、道案内は無いよ!

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案内板があまりないので、「駐車場に戻ろうとしたらハイキングコースみたいなところに突入して不安ながらも道あるし戻るようになってるだろうと思って進んだら駐車場1km手前の道に出た」ということが起きるから気をつけよう! 

案内がないために予定外の道に進ませるのも、自然を堪能してもらうための小谷村の作戦だろうね(?)。

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車道を歩いて、1kmの道のりを車のあるところに向かってるからね。

雪が降ってきた。というのは冗談で、風に乗って運ばれていく、いくつもの綿帽子だ。

最後に

池の周りを歩いている時、ブナの幹に耳を当ててみた。水の音を聞くために。

聞こえなかった。小学生の時に、何かの授業の一環でブナ林に行った。その時にブナの幹の中で水の流れる音を聞いたと思ったんだけど……。時期の問題なのか、記憶違いか。

それと、聞こえ易い季節があります。樹が冬支度する為に地中から水分を吸い上げて栄養を蓄えようとする晩秋、紅葉の季節が聞こえ易いです。

引用:アウトドア目線. ブナの樹の水音を聴く(2014年01月12日)

と思って調べたら、何となく分かった。時期だ。鎌池に行ったのは、6月の中頃。雑音などによって聞こえない場合があるようだが、そこは静かだった。だから、時期だ。

ちょっと寒いだろうけど、「晩秋に鎌池」はどうでしょう。

余談①:「山開きの日」の存在

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忘れてた。「山開き」の存在を。この日は6月の中旬で、山開きは7月だ。

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上下2つのルートを両方通った。2か所目が行き止まりだった事で気づいた。その後に「このまま帰るのもアレだし、さっき見かけた気になるところ行ってみるか」ということで鎌池に行った。結果としてはそれで良かったのかも。

入山規制によって別の道を行くことにしたけど「気長にいこう」ということで近くの退避所で『環境と農業』を読んで地球が生きた46億年という時間の凄さにジワジワと驚嘆し始めたところで人が来て入山規制を解除して「おっ!」と喜んだらその人は通ってすぐ柵を締めて行った。短い時間の中で揺れる心。
(2016年6月17日 09:50)

余談②:心を動かした緑のうねり

心を動かされた緑のうねり - YouTube

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雨飾山を目指す途中のこと。思わず車を止めて、しばらく見入ってしまった。風が緑を揺らすその様がとても美しかった。爽快感もあった。

そこは、Googleマップで「36°52'32.4"N 137°58'27.8"E」と検索すれば出てくる。

(2016年7月16日)