感化と変化の記録

3.俺14

体験と生活と芸術の考察ブログ

東北に行かなくては、東北のことは永遠に分からない

別冊Discover Japan 地域ブランドクリエイターズファイル (エイムック 3109)

『地域ブランドクリエイターズファイル』という本を読んでいるとき、ある箇所に目が留まった。 

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「平和」は、いつも伝わらない

「伝わらない」。ふと、2年前のことを思い出した。2013年3月に、東北へボランティアに行った時のことだ。帰りのバスでのこと。「一人一人が、これから何をするのかをみんなの前で宣言する」というコーナーがあった。そこで、ある一人が言った言葉。

「今回のことを、多くの人に伝えていきたいと思います」

現状や学んだこと、魅力、感じたことなどを広めると言っていた。

実際に行かないと、永遠に分からない

伝わるだろうか。1対1でさえ、伝わるだろうか。自分の場合を、例として紹介します。以下は、東北へ行った後のもの。

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鹿除けの作付け作業、第1刺し目。

緊急支援のフェーズが緊急期を経て、復旧・復興期へと移り変わっている。

そのため、今回の活動ではこうしたお手伝い的なことをした。

復興支援をしているという感じがしなく、新鮮な気持ちだった。

ただ、緊急期やその前の救援期の時期に1度行くべきだったと感じた。

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こうした作業がいまだに続いている状況。

個人で行える作業の限界を感じ、継続して協力することの難しさを知った。

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片付けられても行き場の無い瓦礫

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広田湾:わかめなどの養殖が主。

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この建物のちょうど4階部分まで浸水が見られた

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仮設店舗: 住宅以外で仮設の建物を初めて見た

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曲がった木を使うことにより、耐震性が上がる

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建物が崩れないまでも、ちょっとしたところに地震の痕が

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「希望の灯」この指は、なんか...あれです。

今回の活動を通して、日本はしっかりしていると思った。

国や団体、それから個人の支援が確実に存在し、それが繰り返される中で着実に復興が遂げられていく。

なのでおのずとこれからのやりたいことが決まった。

復興のための制度や支援してくれる団体や個人無い海外に焦点を当て、

そういった後ろ盾の無いところを救っていきたいと思った。

もちろん海外に限らず日本でも需要があればしていきたい。

これらは、実際に行ったから知れたのだし、実際に行ったから感じたのだ。

要点

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ここで重要なのは、「これらのことはいくらでも発信されている」ということだ。なのに、なぜ知らなかったのか。それは行っていなかったからだ。

関心のある人は 自主的に調べて、知る。関心のない人は、行って、自分ごとにするまで知らない。「多くの人に伝えたい――」 は後者の人にとって無意味だ。

だから、もし! 東北のことを知ってもらいたいならね、「どうだったかを伝える」じゃなくて、「行きたくさせる」が良いんじゃないかな!

百聞は一見に如かず。やっぱり生の声は違う。 生々しいお話に終始鳥肌立ちっぱなしだった。あの目は絶対に忘れない。
(2013年3月9日 11:35)

災当時の様子を涙ながらに語った、おばさんの目を忘れることはないし、ビギンズもダークナイトも見たこと無い僕たちにいきなりダークナイトライジングを見せて、「どうすか!」と聞いてきた時のあの人のドヤ顔も忘れない。
(2015年7月9日 10:27)

(2015年11月15日)