感化と変化の記録

3.俺14

体験と生活と芸術の考察ブログ

新潟県糸魚川市のお土産17種類を食べ比べてみた

「美味しい!」と思ったものを贈りたい。ということで、地元のお土産を自分に買って食べ比べてみました。紹介の順番は商品名の50音順で、値段は主に2016年7月当時のものです。

糸魚川のバタバタ茶:(有)正香園

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裏には「由来」、「飲み方」、「点て方」が書かれている。

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開けた瞬間、「あ、そういうタイプ!?」。茶葉が直だ。香ばしい臭いがする。

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分量の目安が書いてないので、とりあえずこれくらいの量を200mlで。弱火が良いらしいので、その通りに。茶葉はさすがに苦いが、大豆はそのまま食べれる。香ばしくて美味しいが、若い人は面倒がるだろう。湯飲みで茶を飲む習慣のある人に贈ろう。864円。

ネットで調べたら、富山県朝日町のバタバタ茶が検索上位を占めていた。だからどうということはないけどね。

参考:バタバタ茶 - Google 検索

糸魚川八福神おかき:株式会社お米の配達人

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8袋入り1296円。八種類のおかきが入っている。一種類ごとのバラ売りもある。

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中には小分けの袋と、ライトノベルが入っている。糸魚川駅の近くにある「本町通り」と、(奴奈川姫を加えた)八福神と、商品であるおかきを絡めた物語が読める。

おかきそのものが美味しい。

カレー味:味が濃すぎず、良い風味。喉がほんの少しヒリヒリして熱くなる。

古代米:ほんのりと塩が使われていて、淡白で素朴な味。

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古代米はおそらく色を付けるためのものなので、味自体はもち米(わたぼうし)の味だろう。

黒胡椒:これも淡白で素朴。胡椒の良い風味がする。後味が物足りない気はするが、その分おかきが引き立っていいのかも。

醤油:口に入れて噛んだ瞬間に、醤油の風味としょっぱさが「パッ」っと広がる。そして噛んでいくとそれが落ち着き、おかき本来の味がしてくる。不思議で新鮮な感覚。表面のみに味を付けているからだろう。

きなここれは微妙な味。きなことおかきの味が、それぞれ独立している印象。

ごま:パッとしない。と言うのも、ゴマの風味がしない。味音痴なだけかも。

塩:「塩」とは書いてあるが、塩気が無いので、プレーンに近い。ゴマと味の違いが分からない。

南蛮エビ:エビの風味が強めに広がる。そのため、おかきの味はそれほどしない。

八福神の順位:塩 = ごま<きなこ<古代米<醤油<南蛮エビ<黒胡椒<カレー

贈り物としては、黒胡椒とカレーを採用。

いとうお:澤田屋

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「名前に関して『いとよ』とバチバチしてそうだなー」と思ったら、同じ会社だった。

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しっかりした硬質感のある箱に入っている。10個入り1620円

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中には黄味あん。どこかパッとしない味。甘さ控えめで、無味(生地本来の味)に近い。美味しくはない。味覚のジェネレーションギャップなるものなのだろうか。「いとよ」と違って、染み出した油で手は汚れない。

糸の川:牧江菓子店

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第十九回全国菓子大博覧会名誉副総裁賞受賞と書かれている。なにやら凄そうな賞だ。なんたって博覧会に「大」がついてる。

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開けるところに注意書きが貼られているのは良いね。サウナで食べないようにをつけましょう。

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品質保持のための湿気防止剤と透明の袋によるチープ感は、高級感のある箱によって補われている印象。

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ガリサクッと食感を楽しむやいなや、口の中で瞬く間に溶ける(そして、歯にくっつく)。その後、ほんのりと甘さが広がる。テープを貼がして開ける際、微細な粉が飛び散りそうになる事があるので注意。お茶があるとよりおいしいはず。
12枚入り781円(2017.6.17)。

いとよ:澤田屋

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ネーミングが好き。「糸魚川のお菓子!」って感じが。3個入り421円。 

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紙の包装を剥くと、銀紙が登場。若干手を脂ぎらせ、「いとよ」と対面。因みに、銀紙自体が脂ぎっているため、素手が脂ぎるのは不可避。ティッシュ必須。ふんわりとした食感、ほんのりとした甘み。口の中でサラサラと溶けていく食感。全体的に優しい雰囲気。悪く言えばパッとしない。

大糸ぽっぽ:(株)ナカシマ

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いいネーミング。「ぽっぽ」て。10枚864円

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裏には糸魚川を走る路線の説明、側面には全路線の駅名が書かれている。

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中を開けると、ポストカードが出てきた。

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因みに、パッケージの紙は、巻いてセロテープでとめたものを包装紙にくぐらせてあった。セロテープの貼り方を見たら、どうも手作業。

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絵柄を合わせるのとか大変そうだなー。

味は普通のバタークッキー。形が切符になってるのはいい考えだと思う。祖母が「んやっ、ハイカラなん」と言っていたので、ナチュラルボーンSuicaの若者よりもお年寄りにウケが良いかもしれない。

おまんた:牧江菓子店

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ノリによる包装紙のしわ加減や、成分表が手作り感を出してる。

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二色の「おまんた」はシンプルな白い箱に入っている。5個入り720円(2017.6.17)。

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包装紙に貼られた成分表とは違い、こちらはしっかりしている。なので、お土産として包装紙ごと「ほい」と渡すより、バラで客人に出すのがいいのかもしれない。

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袋を開けると銀紙、その中に入っていた。取り出す段階で手が脂ぎる。澤田屋の「いとよ」がフラッシュバック。いとよを食べたのが大分前なので正確なことはいえないが、包装具合や見た目、食感、味は似ていると思った。これはどちらが真似したということではなく、「糸魚川の昔ながらのお菓子を再現した」という事だろう。ただ、「おまんた」のほうは味が二種類ある。

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プレーン(?)味とコーヒー味だ。プレーンの方は、いとよ同様にあっさりして甘さ控えめ。コーヒーの方は、語彙力が低くて申し訳ないが「コーヒー」だ。

義の塩せんべい:(株)ナカシマ

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6枚入り518円で、これは少量タイプの方。15枚位が入ってる箱タイプもある。開け口の紫の紐は、開けやすいように結ばれている。

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開けると、おかき独特の香ばしい香りが微かにする。袋はマットな手触り。内側は銀になっている。素材はよくわからないけど、とにかく煎餅の油が染み出すのを防いでいることは確か。裏には上杉謙信と塩に関することが書かれていて、それがこのせんべいを作った動機らしい。

脱線するけど、敵に塩を贈ったこの「イイハナシダナー」話。「高血圧! 減塩!」の世の中では全く逆の意味に取られるんだろうなー。

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湿気を防止するやつ(?)が一緒に入っていた。味は「王道」といったところ。奇をてらわず、全く持って普通の塩おかきの味。無難にいきたい人にはオススメ。あと、歴史好きやお年寄りにもいいかも!

塩おくりの道:池原菓子舗

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包装の上に和紙がかけてあって、見た目が薄い。

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高級感のある金。「塩おくり乃道」と書かれている紙の裏には、塩の道の由来と商品の説明がほんの少し書いてある。

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これは正直美味しくない。好き嫌いがハッキリ分かれるタイプのやつだと思う。味甚粉の生地が、「紙」の味だ。和三盆の味かな。口に入れた瞬間にそう思った。梅餡と混ざるとまだまし。甘さや味は、ただ砂糖を食べている感じ。なので、お茶必須。648円。

塩の羊羹:宮沢屋菓子店

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これは家庭に贈る用だろう。羊羹が一本丸々だから。

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ただ、無類の羊羹好きにこういうスタイルで食べる前提で贈るのも良し。

味は、しょっぱい。食べた瞬間に「?」となったが、そりゃそうだ。名前が塩の羊羹だもの。しょっぱい羊羹は初めて食べた。だから他のものとは比較できないが、個人的にしょっぱさはもう少し控えめの方がいい。鼻に抜ける風味とかは特にない。しょっぱい。831円

ジオまん:澤田屋

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ジオパークとまんじゅうで「ジオまん」。味は3種類くらいあり、値段は1個216円まんじゅう表面にプリントされた絵の質感が食欲をそそらない。「紙を食べる感」があるから。

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表の「GATEAU DELICIEUX」を始め、包装紙にはよく分からん単語が散らばっている。そのちょっとしたお洒落感とまんじゅうのダサさのギャップが良い。

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「文字を食べる」ってのは少し抵抗がある。甘さは控えめだと感じた。一個食べきると少しゲッツリ。これが最中の普通なのかもしれないけど、個人的にもう少し最中の割合があってほしい。それか餡を減らすか。

味に問題はないけど、最初に言った「絵の質感が食欲を削ぐ」という理由から、お土産にはオススメしない。ただ、市内の人に「こんなんあるよ!」と手軽に持っていくのにはいいかも。現時点でジオパークを広めたいなら、食べ物以外をお土産にしてみては?

手焼きせんべい:翁屋菓子店

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おっちゃんのやる気ない感じ良い。箱が透明なフィルムに包まれている。

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箱を包むフィルムを外した瞬間、包装箱の紙の異様なにおいがした。嗅いだことのない臭いなので、例えようがない。6袋(24枚)入り777円。「山のほまれ」と同じく割れやすい。初めから何枚か割れていた。

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面白い形。口に入れた瞬間の風味が、「山のほまれ」と同じカステラの茶色い部分みたいなやつ。噛み込むと味噌の味がしてくる。パッと思いついた味の感想が、「山のほまれの下位置換」。似てるけど美味しくない。

バタバタ茶:五十嵐仁TM

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線まで飲んで、ふりふりする。味わい深く、まろやかになるらしい。実際やってみたが、違いがよく分からなかった。違いが分かる男になりたい。因みに、飲むときにバタバタ茶特有の泡は入ってこない(重力)。薄味で、かつ香ばしい。塩が少量入っているので、ほんのりその味がある。ナトリウム16g。145円くらいだった。

ひすい郷婦麗:宮沢屋菓子店

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包装紙は破いた断面が和紙のような感触。

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原材料名の中に「キングパウダー」なるものがあると空目して「おっ」となった。粉の中の粉なのか。

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箱に入っていて、形はおそらく勾玉。太った鳩のようにも見える。祖母は「なにひよこ?」って言ってた。緑の紙はヒスイと糸魚川の関わりについての説明。短い文章だけど「へー」となる。宮沢屋は四億年を味方に付けた。

食感は、某サブレーにマカロンを足した感じ。良いサクサク感と空洞。でも溶けずに残る細かいココナッツが、「あれ、歯に紙が挟まったかな」と錯覚させる。味は某サブレーを参照。10枚入り994円(2017.6.17)。

姫の国から:(株)ナカシマ

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裏側には奴奈川姫と糸魚川との関わりの歴史、表には万葉集から奴奈川部分の引用。120円。餡がパイ生地のような饅頭で包んである。小さい胡桃が入っていて、餡の単調な甘さを香ばしさで緩和している。あまり日持ちしない。ちょっと甘い。

ブラック揚げせんべい:農業生産法人(株)あぐ里能

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2袋入り680円。おしぼりが入っている心配り。商品紹介と自社商品の広告が載った紙も同封。パッケージには、「キハ52を走らせて、あそぼう!」と書かれている。

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「タ、タノシイナー!」

味は、濃さがちょうど良い。粉末ソースの香りが鼻に抜ける。酸味(?)もいい。美味しい。

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食べると、指はこんな感じになる。舐めても若干黒いのが残る。そこであのおしぼりか。

山のほまれ:(資)紅久

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冷暗所保存で、あまり日持ちはしない。

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さらに包装されている。割れやすいので注意。カステラ煎餅ではない。「カステーラ煎餅」だ。3袋(9枚)407円。3枚で1セットなので、一人一人に配るのには不便。そこが残念だが、とても美味しいので家庭用に贈りたい。

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カステーラ煎餅には絵と文字が書いてあるが、よく読めない。

これは、美味しい。サクサクと軽い食感で、カステラの上の茶色い部分のような香ばしさがある。「湿気やすそう」、「割れやすい」、「絵柄と文字が判別難」ということを差し置いても贈りたい美味しさ。箱入りの物もあるので、そちらを買えば割れはしないだろう。座布団とかに利用しない限りは。

どうでも良いけど、「(資)」の表記は初めて見たし、成分表で「山のほまれ(菓子)」と菓子であることを説明してるのも初めて見た。

贈りたいお菓子、贈らないお菓子

まとめとして、「贈りたい」「微妙」「贈らない」の3つに分けます!

贈りたい

(資)紅久「山のほまれ(箱に入っていて割れないやつ)」、株式会社お米の配達人「糸魚川八福神おかき(カレーと黒胡椒のみ)」

微妙

(株)ナカシマ「義の塩せんべい(無難)」、(株)ナカシマ「大糸ぽっぽ(無難)」、(有)正香園「糸魚川のバタバタ茶(急須お茶の習慣のある人へ)」、農業生産法人(株)あぐ里能「ブラック揚げせんべい(なんとなく)」

贈らない

澤田屋「ジオまん」、澤田屋「いとよ」、宮沢屋菓子店「塩の羊羹」、(株)ナカシマ「姫の国から」、池原菓子舗「塩おくりの道、澤田屋「いとうお」、翁屋菓子店「手焼きせんべい」、牧江菓子店「おまんた」、牧江菓子店「糸の川」、宮沢屋菓子店「ひすい郷婦麗」

最後に

「美味しくはない」と何度か書きましたが、最終的にはやはり個人の好き嫌いなので、気になった方は実際に食べてみてください!

今回の食べ比べで、「山のほまれ」と「八福神おかき」に落ち着きましたが、糸魚川の土産お菓子はまだまだあります。なので、気が向いたら同じようなことをやります。因みにお土産は、「ひすい王国館」のお土産コーナーやスーパーなどで購入しました。

自分が「美味しい」と思ったものを贈りたい。ということで一回食べてから買うものを決めようと思う。
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……試食もしくはバラ売りがあればいいのにな。ヒスイ王国館。
(2016年7月1日 09:23)

王国館の駐車場は最初の30分無料。それ以降は30分100円。3000円以上の購入で30分無料券がもらえます。

(2016年7月7日)