感化と変化の記録

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3.俺14

体験と生活と芸術の考察ブログ

嗚呼、はじめてのクラブ

体験・旅行

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「もう行きたくない!」

会場につくまで

3年前、あれは大学1年生の夏。

fromztoz.hatenablog.com

「次の日に海外へ行く」ということが、気分を高揚させていたのかもしれない。紹介者に連れられ、男3人女1人で東京のとあるクラブへ向かう。なぜだか忘れたが、会場につく前から缶酎ハイを飲んでいた。酔いの力を借りたかったのかもしれない。

着くころには、もう普通に酔っぱらっていた。

クラブへ入ると

その時は、確か学生限定。デビューには持って来いだと思った。入ると、まだ始まっておらず、人はまばらだった。会場の薄暗さや、バーとステージの組み合わせ。今までに感じたことのない雰囲気で、新鮮ではあった。

始まってからは、ずっと爆音で音楽が流れていたわけだが、「うるさいな」としか思っていなかったと思う。なのでどんな音楽が流れていたのかは覚えていない。

ぱいおにーあ

初心者が多かったらしく、パイオニアがあまりいなかった。ステージの前に率先して行き、ノるというパイオニアが。というか、日本ではそれが普通なのかな。こればっかりは比較しないと分からないことなので、一概には言えない。

誰か一人が踊り始めると、つられて人が増えていく感じだった。この時点で、誰も本当にノっていないことが分かる。ノッているように見えてもそれは絶対に周りを気にしている。文章では伝わりにくいけど、表情と仕草でそう感じる。

何しに来た

「友人が女の人に話しかけていて、自分も呼ばれたが怖気づいて行けない」とか、「一緒に行った女の人がナンパされて、心配でみんなが軽く焦る」ということがあった。

友人の男2人は、ステージの前で楽しそうに踊っている。 僕はというと、それを近くの椅子で座って眺めたり、「この心臓に響く重低音ちょっときついな……」と思ったり、近くに座った女の人を横目に見たりしていた。

後は、すれ違うのがやっとの階段を上って、別の階にいた。

「ノる」

当時、「クラブとは、ステージ前でノるものだ」という固定観念があり、「俺はこうしてただ座っていたいんだ!」という強い意志がなかった。仮にステージ前でノっても、他人の目を気にして違和感を感じながらのノリだったと思う。そういう場ではじけれないことに罪悪感を感じさえしていた。

こんなことを気にする奴はそりゃ楽しめないよ! 書いていて滑稽。 ただ座って見ているだけでいいショーは、気分が落ち着いたし、楽しかった。

外に出たとき耳がおかしくなっていた。開放感の中の帰り道だった。

それからというもの、「ステージ前で無理してノっている人が目につく」ということが起きるようになった。終始「ノる」「ノる」うるさくてごめんなさい。

(2015年9月12日)