雑記に次ぐ雑記

体験と生活と芸術の考察ブログ

「My Kindle」から209冊の本を削除して、紙の本に戻った理由

紙の本に戻った理由①:絵本や漫画が読みずらい

見開き

今は見開き表示に対応したみたいですが、それが無い時は1ページ1ページ単独で読んでいました。漫画の見開きページが無い時はいいですけど、絵本なんて見開くことがデフォルトですからね!

ももんがモンちゃん 学研おはなし絵本

画像:Amazon

なので、『ももんがモンちゃん』を読むときなんかは、モンちゃんが初めて飛び立つ見開き絵1ページを見るために、左フリックと右フリックを何回も繰り返しました。

白黒

あと、アプリ版のKindleはカラーですが、Kindle Paperwhiteとかは白黒です。漫画の表紙や、絵本全体がそうなります。

紙の本に戻った理由②:省かれる本カバー、表紙

本カバーの内側には色々書いてありますよね。漫画だったら著者近影とコメント。あれはKindleにはありません。読めません。

そして、小説の場合、本によって表紙のない物もあります。なので、ジャケ買い――する人がいるかは分からないけど――しても、その表紙を見れない事があります。

紙の本に戻った理由③:「ここまで読んでる感」が無い

手で紙をめくる感じ、つまり「読んでる感」はこの際どうでもいい。自分に取って重要なのは、「ここまで読んでる感」だ。両指に挟んだ紙の分厚さの違いから伝わる進歩状況。

kindleアプリ:読書の進捗状況

Kindleにはそういう機能があるけど、頭でしか認識できない。大事、そして好きなのは、体で認識したあの感覚。

経験ありませんか? 「確かこの辺だったよなー。(ペラペラ)そうそうココ」とか、「576ページ? (ペラペラー)ぴったり!」みたいなこと。あの感覚が重要なんです。

紙の本に戻った理由④:データは存在しないから

「実体のない物に金を払うのはしっくり来ん!」ということを言いたいわけではありません。「生活する中で目に入らない物は存在しないのと同じ」という考えです。全く姿を現さないなら、家の中にゴキブリが1000匹住んでたって構わない。

パッと本棚を見たときに、「あっ、これ読もう」となることはありませんか。あれが欲しいんです。

リズム天国 ザ・ベスト+

画像:Amazon

それ関連で思い出したのはこれ。『リズム天国 ザ・ベスト+』ゲームボーイアドバンス『リズム天国』からのシリーズ物です。

「リズム天国 ザ・ベスト+」の各ゲーム選択画面

このように各ゲームが表示される。各ゲームが小さいアイコンになって見渡せる構成が良かった。初代のように。ゲームとゲームの間のテンポの悪さも含めて、初代の方が好き。

それはどうでもいいとして、本には生活の中で目に入る位置にいて欲しいわけですよ。

扉のない本棚と収納棚

なので、今は本棚の扉は全て取り外して使っています。

「存在していないと積読してしまう」という例を一つ。

以前、Androidアプリ制作のマニュアルを一括ダウンロードした。「いつか読もう。いつか読もう」で完全に積読していた。そこで、章ごとに印刷して、風呂場やトイレで読み捨てることにした。

すると、紙として存在すると目に付くので、手に取るようになった。おまけに、1ページ1ページ捨てることで、断捨離的爽快感を得られる。それが楽しい。オススメ。

保存したパンフレットをスキャンして、pdfすることもありましたが、今は印刷して読むことにしています。

紙の本に戻った理由⑤:Kindle本高い

著者には申し訳ないが、初めて読む本は中古で買っている。データには中古も新品もないので、Kindleに中古価格はない。セール価格のみなので、基本「1円」という価格は付かない。

輸送にかかる人の手とか環境のこととかを考えたらKindleの方が断然良いんだけど、便利さの方を取ってしまう。

最後に

いつしかのアップデートを以って「この本について」機能が無くなった気がする。「そこをクリックして、Kindleブラウザによる商品ページに飛んで、レビューなどを見る」という風に使っていた。それができなくなってしまった。

まあ、完全に紙の本に戻るからいいんだけどね。

余談:この記事を書いたきっかけ

blog.tinect.jp

この記事を読んで、「Kindleについて書こう」と思った。

「うん、そこなんだけど。何人かの学生さんが言ったんだよね。電子で買わない理由。」

「何だって?」

「電子で買ったら「本読んでますアピールができない」と。」

引用:電子書籍が流行らない理由について、友人が語っていた。 | Books&Apps

「こんなん読んでますよー」アピールは自分にはない。しかし。

「マンガは読んでてもあまり賢そうに見えないから、電子で買う。でも「持ってると賢そうに見える本」は敢えて印刷本で買う。」

引用:同上

このマンガの件は分かる。電車で漫画を読むのは抵抗ある。「読んでますよー」をすることに抵抗はないが、「読んじゃってますよー」には抵抗ある。隠したい。