雑記に次ぐ雑記

体験と生活と芸術の考察ブログ

芸術・デザイン

美輪明宏の音楽会がオススメされていたので行ってきた

幕開け 情緒的な音楽と共に幕が上がり、あの人が眼前に現れた。 コンサート中は基本的に真っ暗で、自分の手元が微かに見える程度だ。そんな中ステージだけが照らされているので、じっと見ていると没入していく感じがする。すると、時代の感覚が一瞬飛ぶこと…

着ぐるみは、ある面で演劇の「凄み」を越えている

2014年10月18日、私はゆるキャラになった。「ぇー! かわいー!」って来るけど、中身おっさんだからな? おっさんじゃないか。 一番うれしかったのは、触られたり抱きつかれたりする事。合法で、かつ健全。すごく楽しかった。またやりたい。 演劇の凄みの一…

あの時感じた可能性は真実だったのだろう

絵の稚拙さは生きる線を生み出し、個性に繋がる。 幼稚園児の描いた絵はどれも面白い。学校教育によって考えが画一化され、絵とはこういうものと決められることで途端に面白くなくなる。如何にして既成概念を壊せるかどうかが創作。 引用:孤独の発明 - 備忘…

身上調査書に書き込んで物語を作ってみた

身上調査書 「身上調査書」というものが存在する。「性格」や「好きなもの」など、いくつかの項目を想像して書く。それを元に、物語のキャラクターを作る。 それを知ったのは、NHKの高校講座(美術)の荒木飛呂彦回を見たときだ。こうこうこうざ。しるべすた…

大原美術館展 名画への旅:静岡市美術館

関係のない色を使っていても、説得力がある 自画像にしても風景画にしても、抽象画に近いような、きめの荒い絵だ。それなのに、「これはなんの絵だ」と分かる。 あと、全体に実際とは関係のない原色が入っている。それでも絵になっているのは、ベースカラー…